2024.02.17子育てポケットノート
子育てポケットノートVol.357~メンタルの強さ~
こんにちは。
Edu Support Office 川上淳子です。
Photo by Pixabay
✲ ✲ ✲ ✲ ✲
コロナ禍が収束に向かっている中、顕在化している問題も起きています。
詳しくはコチラ☞コロナ禍で思春期世代のメンタルヘルスが増悪―この影響は男子で顕著、支援策の充実が求められる―|国立国際医療研究センター (ncgm.go.jp)2023.11.22
コロナ禍により部活動の自粛、「有害な男らしさ」の社会規範によって症状があっても相談しづらい可能性もあるとの報道も。朝日新聞 2024.2.14
女子よりも男子の方が抑うつ傾向が顕著というのはとても意外でした。
自分の親にも先生方にも気付いてもらえないことにこそ心の問題の難しさが潜んでいますね。
新聞報道の最後に「誰かに助けを求めやすい環境や社会規範を見つめ直していく必要がある」と対策が提案されていましたが、隔靴搔痒の感がありました。
そこで考えたのは2つのこと。決して正解ではなく、あくまで私が考えたことです。
まず、子どもたちの表情、行動が健康的かをめやすにしていくと変化をとらえやすくなります。ぜひ見つめてほしいと思います。次に、自分の状況を言語化できる力をつけることです。
先日、自宅駐車場の前で、
「ヤバ~い~~~」
と男子高校生が叫んでいたので何事かと見ていると、自転車のペダルが寒さで動きにくくなっていたのでした。自分が危険なことに遭遇していると声を上げることは大事ですね。
それができたら、何がどのように困っているのか、どのような状況になっているのかを「ヤバい」ではなく、言語化できることが大事です。
こうした一つ一つのことに取り組んでいくことで心が折れなくなり、メンタルの強さに繋がっていくのではないかと思っています。
心配し過ぎて先回りして代わりに言ってあげるのもいけませんが、見て見ぬふりもいけません。子どもたちに接する方がちょっと気にかけることで子どもたちは安心できるものです。
皆さまのお子さん、お孫さんはどのように過ごしていますでしょうか。
✲ ✲ ✲ ✲ ✲
Edu Support Office
川上 淳子 | 【公式】日本アンガーマネジメント協会 (angermanagement.co.jp)
元国立大学法人宮城教育大学教育学部非常勤講師
元宮城県公立小学校教員
Category
New Article
Archive
- 2024年11月
- 2024年10月
- 2024年9月
- 2024年8月
- 2024年7月
- 2024年6月
- 2024年5月
- 2024年4月
- 2024年3月
- 2024年2月
- 2024年1月
- 2023年12月
- 2023年11月
- 2023年10月
- 2023年9月
- 2023年8月
- 2023年7月
- 2023年6月
- 2023年5月
- 2023年4月
- 2023年3月
- 2023年2月
- 2023年1月
- 2022年12月
- 2022年11月
- 2022年10月
- 2022年9月
- 2022年8月
- 2022年7月
- 2022年6月
- 2022年5月
- 2022年4月
- 2022年3月
- 2022年2月
- 2022年1月
- 2021年12月
- 2021年11月
- 2021年10月
- 2021年9月
- 2021年8月
- 2021年7月
- 2021年6月
- 2021年5月
- 2021年4月
- 2021年3月
- 2021年2月
- 2021年1月
- 2020年12月
- 2020年11月
- 2020年10月
- 2020年9月
- 2020年8月
- 2020年7月
- 2020年6月
- 2020年5月
- 2020年4月
- 2020年3月
- 2020年2月
- 2020年1月
- 2019年12月
- 2019年11月
- 2019年10月
- 2019年9月
- 2019年8月
- 2019年7月
- 2019年6月
- 2019年5月
- 2019年4月
- 2019年3月