2023.12.10子育てポケットノート
子育てポケットノートVol.350~宝物~
こんにちは。
Edu Support Office 川上淳子です。
Photo by Pixabay
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11月25日、上野駅での出来事。
イベントを終えて地下30mにある東北新幹線ホームへ向かおうとしました。足がぱんぱんに腫れていたのでエレベーターを利用。
すると、3人の親子が乗ってきました。パパがベビーカーを押し、ママは肩に大きなバッグ。おもちゃや何やかやがバッグに収まらず、今にもあふれんばかりでした。子育てあるあるの光景です。
パパ、エレベーターに乗ってほっとしたのか、ベビーカーの幌を開き始めました。その動きを見ているうちにかわいらしいお子さんの顔が見えました。
すぐにホームに到着したので下りる際に、
「がんばってくださいね。お子さんは宝物ですから」
と思わず声をおかけしました。自分でもびっくりするくらいにタイミングよく明瞭に。
すると、ママが笑顔で、
「はい!」
と返してくれました。とても嬉しかったです。
週末、お子さんをどちらかの実家に連れて行くのか、旅行かはわかりませんでしたが、若いご家族との一期一会でした。
「宝物」と言ったのはパパとママの宝物と同時に、社会の宝物という意味を込めていました。超少子化の時代、お子さんを育てていくことは社会貢献そのもの、大事に育ててほしいと思いました。
現在、日本政府は少子化対策を具現化しようとしています。上野駅で出会った親子が悲しみの涙を流すことのないよう対策を実現してほしいと願っています。
個々人の努力が報われる社会であってほしいもの。
でも、やはり個々人に任されていくのでしょうね。胸が詰まる思いがしました。
「子育て罰」という言葉が子育て世代で交わされているそうです。
将来の社会を担う「人」を長い年月をかけている子育てを「罰」と捉えざるを得ない現状が残念で仕方ありません。
皆さまが子育て世代へ期待する施策はどのようなことでしょうか。職住近接、罹患時の保育を含む保育の充実、両親の経済力の向上、まだまだありそうです。。
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Edu Support Office
川上 淳子 | 【公式】日本アンガーマネジメント協会 (angermanagement.co.jp)
元国立大学法人宮城教育大学教育学部非常勤講師
元宮城県公立小学校教員
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