2023.04.16子育てポケットノート
子育てポケットノートvol.309~理屈ではなく~
こんにちは。
Edu Support Office 川上淳子です。
Photo@下馬駅近くの喫茶店「フミキリ」_ブルーベリースムージー
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新学期が始まって1週間。
特に、小学校1年生の子どもたちはどのような様子でしょうか。
疲れて泣いたり、ゴロゴロ寝転がったり、登校を渋ったりしているとき、親御さんはどうすればよいのかと悩んでおられませんか。同調も、叱咤も、無関心も、親御さんの選択です。これが正解というものはありません。
せっかくの子育てポケットノートですので、一つヒントを。
若いとき、年上の先生がよく「理屈で育てるな」と言っていました。理屈というのはこんな感じです。
「1年生になったんだから、がんばりなさい。」
「みんなだって疲れてるの、おんなじだよ。」
「入学してお兄さん、お姉さんになったんだよ。」
「そんなことしていると、おじいちゃんに笑われるよ。」
こんなことを言っても、子どもたちの心には何も響かず、反発したい気持ちが沸いてきます。
ですから、こうした言葉かけ以外のことを考えてみましょう。
🍀おやつを与える(おなかが空いています。入学直後の給食は簡易なので品数も量も少ないのです。)
🍀水分を与える(最近は水筒持参ですが、子どもは「フナっこ」。水分が不足しがち。)
🍀昼寝をさせる(学校は時間通りの行動。疲れています。)
🍀抱っこをする(慣れない環境は寂しいのです。それを癒すのは抱っこです。)
ちなみにわが家ではこんなことがありました。
夕方、妹を保育園から連れて帰ると、長男は夕方まで留守学級で過ごしていたので、ランドセルを背負ったまま、ソファーで寝入っていました。(話には聞いていましたが、本当に寝ていました。。)妹がいたのでゆっくり甘えられず、泣かれました。ママを独り占めしたかった、抱っこされたかったのです。
それで順番を変え、帰宅して長男を抱っこし、落ち着いてから保育園へ。1週間ほどで泣くことも寝ることもなくなりました。
あのとき、「もう1年生だから」と言っていたら、長男はいつまでもぐずぐずしていたと思います。
皆さまはどのようにお子さんに接していますか。
新学期は親子ともに一つ階段を上がる機会です。お子さんの状況を見極めて、今、できることを探してみてくださいね。
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Edu Support Office
川上 淳子 | 【公式】日本アンガーマネジメント協会 (angermanagement.co.jp)
元国立大学法人宮城教育大学教育学部非常勤講師
元宮城県公立小学校教員
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