2022.11.20出版メディア
先生方に知っていただきたいこと
こんにちは。
Edu Support Office 川上淳子です。
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2022年10月、昨年度の「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」暴力行為・いじめ・不登校についての結果が公表されました。
児童生徒数が減っているにも関わらず、どの項目も増加傾向。
データはコチラから☞ファイル | 統計データを探す | 政府統計の総合窓口 (e-stat.go.jp)
このような結果を受け、先生方が児童生徒に効果的な指導ができることが大事だと考えています。
「何が原因か」を取り沙汰する報道が散見されますが、教室で起きている事柄は原因も経過も一様ではないため、現場にいる先生方が的確なスキルをもち、実践していくしかありません。子どもたちに向き合っているのは先生方に他ならないからです。
そのスキルとして知っていただきたいのがアンガーマネジメントの理論と方法です。私は2014年11月から2016年3月にかけて教室で実践する中で、アンガーマネジメントが有効だということを実感しました。
「どうしてこうも問題行動が多いのか」
「なぜなんだ」
と、手をこまねている時間はありません。
子どもたちの1日は大人のそれよりも重く、わずか1日の差で失った命があることに心を痛めています。
被害者にも加害者にもなり得る状況下で感情的に怒りをぶつける、逆に自分の内面に抱え込んでしまう、そうした方法しか知らない子どもたちに解決の道しるべを示すことができます。
先生方にアンガーマネジメントを学んでいただき、児童生徒が自分の心身を守れる術を身に付けさせてほしいです。
暴力によって得られるものはなく、失うことばかりです。
怒りを感じたときにどう対処するのか、どう考えるのかを知っていれば、暴力に訴えずに相手に向き合うことができるようになります。
理想論と一蹴せずに子どもたちが変容した様子を知っていただけないでしょうか。このblogを見出してくださっている教育関係の皆さまに声を大にしてお願いしたいことです。
アンガーマネジメントを指導に加えた実践をまとめた拙著はコチラから☞教師のためのケース別アンガーマネジメント | 書籍 | 小学館 (shogakukan.co.jp)
先生方に必須のスキルが子どもたちの幸せを実現することに繋がっていきます。
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Edu Support Office
川上 淳子 | 【公式】日本アンガーマネジメント協会 (angermanagement.co.jp)
元国立大学法人宮城教育大学教育学部非常勤講師
元宮城県公立小学校教員
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