2022.02.07子育てポケットノート
子育てポケットノートvol.250~新しい理論「ナッジ」~
こんにちは。
Edu Support Office 川上淳子です。
Photo by pixabay
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先日、ニュース番組で聞いた「ナッジ」、気になって調べてみました。
詳しくはコチラ☞新形コロナで注目される「ナッジ」-人々を動かすノーベル賞理論 | J PRIME (j-prime.jp)より以下引用
ナッジ(nudge)とは「ひじで軽く突く」という意味です。米シカゴ大学の行動経済学の第一人者、リチャード・セイラー教授によって提唱された理論で、同教授が2017年にノーベル経済学賞を受賞したことによって、世界中から注目を集めました。
便器に記されたハエのマークはナッジ理論の成功例
ナッジは、行動経済学の理論で、人々が強制によってではなく、自発的に望ましい行動を選択するよう促す仕掛けや手法のことを言います。
最も有名な成功例として、オランダのスキポール空港の例があります。同空港のトイレで、男性用の小便器のちょうどいいところにハエの絵を描いたところ、大幅な清掃費削減が実現したというのです。男性がハエの絵を狙って用を足したため、尿の飛び散りが抑えられた結果です。(ここまで引用)
子育てや教育の場面で「~しなさい」という命令、{~してはいけない」という禁止という表現では子供を変容させることができず、どうしたらよいかに頭を悩ませることが多いですね。
この「ナッジ」の考え方をもとにして、子どもたちにどうしたら望ましい行動へと導くことができるかと考えてみると面白そうだと思いました。
「あの子の性格は父方の家系」とか「私の家ではそんな問題はなかった」とか、とかく何かに原因を求めてしまいますが、大事なのは自分が何ができるかということです。
皆さまは相手に促したい行動を引き出せるよう考えたことがありますか。それはうまくいきましたか。
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Edu Support Office 代表 川上淳子
☞一般社団法人日本アンガ―マネジメント協会認定アンガーマネジメントコンサルタント
☞ボイスマルシェ相談員
元国立大学法人宮城教育大学教育学部非常勤講師
元宮城県公立小学校教員
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