2022.01.15子育てポケットノート
子育てポケットノートvol.247~困ったことに出あったとき~
こんにちは。
Edu Support Office 川上淳子です。
Photo by pixabay
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困ったことに出あったときが親御さんの腕の見せ所。
先日、そんなことを「いわせて もらお」という投稿欄を読んで思いました。
朝日新聞 be on Saturday 2021.1.8より、以下引用
「思いを伝えに」
4歳の孫が時々、「幼稚園に行きたくない」と登園をしぶる。そこでママ(私の娘)は妙案を思いついた。「じゃあ、『行きたくない』って、先生に言いに行こう!」と言って、幼稚園にうまいこと連れて行く、行ってしまえば、帰りたがることもないという。(後略)
登園しぶりの子に対する母親の切り返しが秀逸でした。
問題の初期段階でどう対応するかが大事ですね。
子育ての中で困ったことは次々と起きます。
それがゼロになると考えていると、お子さんの行動が許せないものに感じ、ついついきつい言葉を投げかけてしまうことでしょう。そんな親御さんの対応に子どもは親への信頼をなくし、反抗的な言動をする、こんなふうに負の連鎖が止まらなくなります。
困ったことに出あったときは親としての力、知恵が試されていると考えると、どうでしょうか。
お子さんを授かると親御さんは親としての「一年生」が始まります。子どもたちが勉強するように私たち親も学習していかなければなりません。
もう20数年前のこと。長男が保育園に行きたがらず、先輩のお父さん先生に相談したところ、
「そうやって先々を考える子には目新しいものを与えていくといい」
と教えてもらいました。
「長男にとって目新しいことは何か」
と思いを巡らせると、変身ごっこに夢中だったことに気付きました。最新の変身キャラクターのトレーナーを与えると、それを見せたいのか、意気揚々と登園しました。きっと保育園の先生方にも声をかけてもらえたことでしょう。小学校に上がるまで変身キャラクターのトレーナーに助けてもらいました。
皆さまはお子さんのことで困っていることがありますか。
その現状を変容させるにはどういう言葉かけや働きかけが有効でしょうか。困っているお子さんが出すSOSを見逃さずに対応なさってくださいね。
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Edu Support Office 代表 川上淳子
☞一般社団法人日本アンガ―マネジメント協会認定アンガーマネジメントコンサルタント
☞ボイスマルシェ相談員
元国立大学法人宮城教育大学教育学部非常勤講師
元宮城県公立小学校教員
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