2020.09.16子育てポケットノート
子育てポケットノートVol.176~咲くに時あり~
こんにちは。
Edu Support Office 川上淳子です。
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庭の片隅にゆりの花。
1本だけぽつんと。
すでに他のゆりは8月中旬には満開で、今は種を育てる時期に入っています。
咲くに時あり。
急かしてもたたいても脅かしても何とも変化しませんね。子育てでも、仕事でも、人生そのものでも教訓にできそうな姿です。
「あなたはそのままで大丈夫。」
そう言ってあげたいですね。
あっ、もう一つ、庭の水道のそばに葉を広げていたゆり(写真:右下)は全く花をつける気配がなく、来年に持ち越す気のようです。
「大きな花を咲かせるには時間がかかるものね、あなたもそのままでOK。」
子どもたちにもこう言ってあげたいものですね。
剪定されてすっきりした萩の根元から次々と若葉が出ていました。(写真:右上)
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生命力が強い萩。
宮城県では長く歴史を紡いでいる花で重要な役割があります。
1622年、伊達政宗が武蔵野の五日市(現あきる野市)の大悲願寺で見事さに心を惹かれたのは「白萩」。寺に書状を出して所望したというぐらい心奪われたとのこと。
1973年、五日市から贈呈された白萩が仙台市博物館入り口正面で咲いています。
県章はミヤギノハギを図案化し、みやぎの日本文字「み」を表しています。
県花はミヤギノハギ。
こうして宮城になじみ深いのは、もう一人の偉人の視線が注がれていたことも影響しているかもしれません。
1689年、仙台を訪れた松尾芭蕉の記述で本日のblogをしめましょう。
「宮城野の萩茂り合ひて秋の気配思ひやらるる」
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一般社団法人日本アンガーマネジメント協会
アンガーマネジメントトレーニングプロフェッショナル
https://www.angermanagement.co.jp/facilitetor/2115
元国立大学法人宮城教育大学教育学部非常勤講師
元宮城県公立小学校教員
Edu Support Office
代表 川上淳子
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