こんにちは。
Edu Support Office　川上淳子です。

今日のアンガーマネジメントは、「問題となる怒り方～祖父の茶碗割り」。
＊　＊　＊　＊　＊

4月6日、昼食の準備をしていたときのこと。

食器棚からお皿を取ろうとしたら、指が隣のお皿に触れ、ガッチャーーン。

みごとに割れてしまいました。

その瞬間、「祖父の茶碗割り」のエピソードが脳裏に浮かんできました。

母方の家は何代にもわたって男子に恵まれず、祖父も婿養子。その立場からか普段は物静かな人だったようです。

しかし、定期的に庭先で茶碗を割って鬱憤を晴らしていたと、母から聞いていました。

ずっと忘れていたのに一気に祖父の怒りの問題に引き寄せられました。

アンガーマネジメントは怒る必要のあることは怒ってもいいんです。

ただし。。

強度が強い
持続性がある
頻度が高い
攻撃性がある（他人を傷つける、自分を傷つける、モノをこわす）

これらは問題となる怒り方。

祖父の茶碗割りは攻撃性がモノに向かう怒り方にあたります。

母は「仕方がない」、「発散する方法としてはいいんじゃない」と理解していたと思います。

しかし、怒りそのものの解決には繋がっていません。なぜならまた何日か経つと同じように茶碗を割るわけですから、怒りは続いたままなのです。

何に対して怒りを感じているのか、だれに対してどうしてほしいのか、リクエストを言語化していく、そして、最後に気持ちを伝えるのが大事です。

それでは具体的にどうすればよいのでしょうか。私の例をもとにご紹介しましょう。

最近、Facebookで外国の方から友達申請が何件か続いていました。

そのため、自己紹介の欄に、こう追記しました。

友達申請の際はひとことメッセージをいただけますと嬉しいです。

相手へのリクエスト+気持ちを入れます。

そして、アナウンスしたら、ぶつぶつ言ったり、チッと舌打ちしたり、「またなのかよ～」とイライラしたりせず、さっさとメッセージのない申請を削除します。その出来事を思い返すこともしません。

このような場面に出合ったときに思い出してくださると嬉しいです。

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

🌷　🌷　🌷

一般社団法人日本アンガーマネジメント協会
アンガーマネジメントコンサルタント™
元国立大学法人宮城教育大学教育学部非常勤講師
元宮城県公立小学校教員
Edu Support Office
代表　川上淳子

＃仙台　カウンセリング
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