2019.06.30子育てポケットノート
子育てポケットノートVol.26~無条件に愛している幼少期にできること~
こんにちは。
Edu Support Office 川上淳子です。
今日の子育てポケットノートは、「無条件に愛している幼少期にできること」。
ちょっとポケットに入るサイズの情報。
* * * * *
「44万人の衝撃」
シリーズ子どもの”声なき声”第2回”不登校” 2019年5月30日NHKスペシャルにて、このような報告がありました。
不登校の児童生徒11万人、加えて、隠れ不登校の児童生徒が33万人、合わせて44万人にも上るとのこと。
「隠れ不登校」は「学校に行っても教室に入れない」状態のことを指しているそうです。
これから就学をさせる保護者にとって、44万人という人数の多さも、その状態も衝撃的です。こんな状況にかわいいわが子が耐えられるのか、心配が尽きません。
幸いなことに、この番組の中に心配に対応できるヒントがありました。
ある男の子のひとこと。
「自分の気持ちがなんだかわからない」
そう、自分の気持ちを表現することが難しいことを言ってくれました。実はこのことが少なくともこうした状況を解決していく入り口になると感じました。
中学生、高校生になってからではなく、小さいうちから、自分の気持ちを伝えるという経験が欠かせません。
今、取り組んでいることが将来、必ずよい結果をもたらすとは限りませんが、少なくとも自分で気持ちを言えることで新しい道を拓くことができることでしょう。
番組の中で、LINEアンケートが紹介されていました。不登校378人。
Q.「学校に行きたくない」と思うようになった原因(複数回答)2018年度の中学生対象
クラス全体の空気がいや 44(%)
学校の勉強についての悩み 36
いじめを除く友人関係 23
先生との関係 23
学校のきまりや校則 21
いじめを受けた 21
原因の第一位が「空気がいや」という感覚的なこと、何と44%と半数近くを占めています。これが原因であれば、それを表現できる努力が少しでもできたらと思います。
子どもたちのありのままを無条件で愛している幼少期に、親として働きかけられることを実践してほしいのです。何の努力もなしに子どもが育つことはできません。
「おむつがぬれていやだ」と泣いて親を呼んだときのように、「これがいやだ」とことばで言えるように。
今、できることを。子育てのチャンスは限りなく、保護者の目の前で起きているのです。子どもたちの訴えを聞く、泣いている理由を聞く、言えなかったら待ってあげる、がんばりどころはここです、パパ、ママ!
ちょっとポケットに入るサイズの情報、
「子育てポケットノート」。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
一般社団法人日本アンガーマネジメント協会
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