2019.06.28アンガ―マネジメント
教員養成大学でアンガーマネジメント!

こんにちは。
Edu Support Office 川上淳子です。
今日の「junblo⁺ちょっと読んでみて」は、「教員養成大学でアンガーマネジメント!」。
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4月から国立大学法人宮城教育大学教育学部の講義の冒頭に、アンガーマネジメントを10分程度、継続して取り上げてきました。
去る6月24日、90分間すべてアンガーマネジメントに取り組みました。半数の学生が教育実習に行っているため、講義の進度調整を行う目的もあります。
小学校からの教育の場で担任の先生の指導、教室の状況で見聞きしていたこと、感じていたことをアンガーマネジメントのテクニックで説明するという課題。
一昨年、初めてこの活動を行い、教育現場の荒れた状況に驚きました。困った状況に児童生徒が疑問を感じていたのに、先生方が手立てを講じていなかったことがいくつも報告されました。そのとき子どもであった学生に申し訳ない気持ちになりました。
さて、今年は。。
マネジメントしながら児童生徒の気持ちに寄り添っている先生方。
行事をボイコットしようとした同級生と共に行事をやり遂げ、優勝を勝ち取った生徒たち。
まるでドラマの1シーンのような光景が広がっていました。わずか2年の差にもかかわらず、プラスの状況が多かったことが印象に残っています。
こうした活動を行うことの意味は。。
これまでその成功が個人の出来事、その時の出来事でしかなかったものを、アンガーマネジメントの理論をとおして一般化できるようにすること。
これからさらに困難な状況が予想される教育現場。そこに臨む学生にとって、アンガーマネジメントが役に立つことを感じ取れる時間となりました。
こうした経験の積み重ねによって、子どもたちに寄り添える先生が確実に育っていくことでしょう。
東日本大震災時、小学校6年生の子どもたちが新しい教員のスキルをもって現場に出て行くまで、あと2年。
アンガーマネジメントで変えられる未来、実感しました。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
一般社団法人日本アンガーマネジメント協会
アンガーマネジメントコンサルタント™
Edu Support Office
代表 川上淳子
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