2019.06.20子育てポケットノート
子育てポケットノートVol.19~サンタさんの忠告~

こんにちは。
Edu Support Office 川上淳子です。
今日の子育てポケットノートは、「サンタさんの忠告」。
ちょっとポケットに入るサイズの情報。
* * * * *
長男、小学校3年生。
ゲーム機を繋ぐケーブルを持っていなかった。。そもそもゲーム機を持っていなかったため、友達の家から帰るなり、泣いてしまいました。
そんな姿を哀れに思ったのか、その年のクリスマス、サンタさんがゲームボーイを届けにやってきました。
そのプレゼントにはこんな忠告が。。
「オパカサンニ ナラナイデ」
それまで「〇〇工房」(〇〇は長男の名前)と呼ばれるぐらい、工作が大好きだった長男。和室の一角に画用紙やら色紙やらを積み重ね、ずっとそこに陣取っては作っておりました。
サンタさんの忠告は現実になりました。
和室に行かなくなり、「〇〇工房」は埃にまみれ、長男は「おぱかさん」になりました。。「ホグワーツ魔法学校」を画用紙で立体的に作ったとき、「どうしよう、将来、ロボットを作って、お母さん、左うちわ。。」などど妄想しておりましたが、本当にただの妄想でした。。
そのとき、長女は小学校1年生。兄よりも早くゲームの世界へ突入。
「今日ね、花火大会なんだ!」と言うので、「ええ、どこで?今ごろ、花火?」と訝しく思って聞くと、「どうもり」(どうぶつの森)のお話。。
ゲームに全く興味がない私は心底、驚きました。これがバーチャルなのね。現実のことのように語ることにびっくりしました。
このプレゼントを境にわが家の風は急に冷たくなった、よそよそしくなった、関わりが薄くなったのでした。
ゲーム問題は学校でもしばしば問題になります。
しかし、与えたのは親です。その代価はだれのせいでもなく、自分たちが払うしかありません。
わが子とのみぞを埋めていくには10年以上かかりました。思春期を抜け、大学生になり、さまざまな経験を重ねてから、親子の回復が少しずつ始まりました。
もしゲームがなかったら、もっと絆が深くなっていたかもしれません。
でも、「if」は止めましょう。動き出した時間を巻き戻すこともできませんし、出来事がなかったことにはできません。
サンタさんの忠告が現実に、これだけは確かなことでした。
スマホの登場で子どもたちを巡る環境は、この当時よりも激変していることでしょう。現在、子育て中の皆さまにはこうした悩みはありませんか。そして、どんなふうに乗りきっているのでしょうか。
ちょっとポケットに入るサイズの情報、
「子育てポケットノート」。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
一般社団法人日本アンガーマネジメント協会
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代表 川上淳子
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